多重債務に苦しむ、女性経営者さんでした
2018年の4月に
お話しをお聞きした女性の話です。
その女性は会社を経営していました。
話を伺ったところ当時は
まだ経営状態に多少の余裕が
ある状態でした。
しかし、2019の年2月に
その女性から連絡を受け、
再度、お話しを聞くことになりました。
話の内容は
会社の経営状況が悪く赤字で、
資金繰りが厳しいという事でした。
女性の会社は
公共事業を請け負う様な
手堅い事業内容のため、
私は念のために
決算書を見せてもらい
経営状況を確認しました。
すると、
会社は赤字ではなかったんです。
存続させるべき会社
最初に
女性は経営赤字であり、
資金も不足していると
話していました。
しかし、実際の問題は
資金不足だけだったんです。
会社の経営状況が
悪くないという事で、
私たちは会社を残すための
方策を考えました。
繋ぎの融資や
それに伴うスケジューリングなど、
必要な作業を細分化していったんです。
そうして
会社の資金繰りを行い、
継続して公共事業を行っていけば、
7月頃には経営がうまく回っていく。
こういった目処がたちました。
借金問題は細かく分ける必要性があります
なぜ
女性は会社の経営状況が悪いと
思っていたのかという…
会社のお金と個人のお金の管理が
一緒になってしまっていた事で
原因が見えなくなっていたからです。
原因が見えなかったせいで
会社の経営が上手くいってないと錯覚し、
女性は会社をたたむ事まで
考えるようになってしまったんです。
どれだけ問題が
複雑に絡み合っていたとしても、
紐解いていくと
1つ1つの解決方法は
単純であったりします。
今回のケースのように、
一見、赤字経営の会社であっても、
問題を細かく分けていけば
解決できる方法が見えてくる事も
多くあります。
まとめ
その数か月後、
女性から会社の経営が
うまくいき始めたという
嬉しい報告を頂きました。
細かく分けた手順を全て実行し、
会社の窮地を見事に乗り越えたんです。
大変だったはずですが、
諦めずにやり通した彼女は
とても立派でした。
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