不動産に注意
債権の管理回収についての本を読み、
色々と面白い情報があったので
今回はそれらの情報について
紹介させて頂きます。
まず、
債権を回収する際に
1番最初に目をつけるのは
『不動産』
という事でした。
不動産は動かせないうえに
他人の名義に変更するのも
難しいという事から、
安定して回収が望める、
という事です。
金額が大きく、
情報が法務局で簡単に調べられる
という点も回収しやすいポイントです。
また、
不動産という高額な財産を
押さえることで債務者に対して
プレッシャーを掛けるという
効果も狙っているそうです。
このように
回収業者は不動産を
優先的に押さえてくるという事を
覚えておけば、
自分が回収業者と対峙した時に
先回りして対策を立てる事ができます。
法改正による回収の変化
2020年に改正された民法の一部に
『第3者からの回収の有効性』
という部分があります。
この法律に関しては
改正されて間もない事もあり、
私も本を読むまでは
あまり詳しく
理解できていませんでした。
第3者とは
債権者と債務者以外の
関係者を指しています。
例えば…
連帯保証人ではない
債務者の両親を第3者としたとき、
債務者が返済不能となったため
債権者は第3者から
お金を受けとったとします。
以前の法律であれば
債務者が第3者の支払いを
拒否すれば返済は無効となったのですが、
改正後は債務者による
支払い拒否は無効となったんです。
この改正により
債権者は以前よりも
回収が容易に行えるように
なったと言えます。
ただし、
いまのところ私のところには
この法律を利用した回収の話しは
届いておらず、
今後どのように利用されていくかは
未知数となっております。
まとめ
回収担当者は
我々債務者にとって
ある意味、敵の様なものです。
敵の作戦や手口を知っておくことは
自分を守るために必要なことであり、
知ることで新しい問題解決方法が
見えてくるものです。
知識は決して
誰にも盗られない
自分だけの大きな財産です。
たくさん学び、
色々な財産を増やしていってください。
財産が増えれば増えるほど、
人生は豊になり
未来への不安も無くなっていきます。
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