動産も不動産も原則は一緒
借金の返済を止めた場合、
裁判を起こされ、多くの場合、
差し押さえが執行されます。
差し押さえは動産、不動産、
どちらにも適応され、
差し押さえられる条件は
基本的に変わりありません。
つまり、
債権者本人の物しか
差し押さえはできないという事です。
もしも
自分が住んでいたとしても、
債務者本人の所有物でなければ
差し押さえは出来ませんし、
勝手に競売に掛けられる…
などというような事もないのです。
したがって、
所有者が違えば
差し押さえの影響は受けません。
差し押さえが決まったら
問答無用で家を追い出される…
なんてありませんし、
そんな事をしたら大問題になります。
差し押さえは、
あくまで債務者本人の財産を
回収して借金の返済に充てるための
手段でしかありません。
ローンの残る家は自分の物ではない
住宅を買われる際に
住宅ローンを組んでいた場合、
その支払いが残っている間は
100%自分の家にはなっていません。
たしかに
名義は自分の物ですが、
抵当権によって肝心な部分は
住宅ローンの貸主が握っています。
これは自動車のローンでも一緒であり、
ローンが残っていれば
所有者は自分以外になっています。
ローンを完済しない限り
購入者はただの使用者であり、
所有者にはなり得ないのです。
つまり、
自分の物ではないた
め差し押さえの対象外となります。
ただし、
ローンの支払いをしなければ
ローン会社に持って行かれるため、
住み続けるためには
しっかり住宅ローンの
支払いだけは続けてください。
まとめ
ローンの支払いを続けている限りは
ローン会社の抵当権が付いているため、
他の債権者は非常に手を出しにくい状態です。
ただし、
絶対に手を出さない
というわけではないため、
そこは対応が必要となる
ケースもあります。
借金問題は人によって内容が異なり、
対処しなければいけない問題も
大きく違ってきます。
自分の場合はどうなのか？
一度、調べておいてもいいでしょう。
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