他に何が差し押えられるの?
差し押さえられないものを知っておけば簡単です!
差し押さえで持っていかれない物
借金の返済が出来なくなると
財産を差し押さえられてしまいます。
しかし、
差し押さえと言っても
債務者の全ての財産を
持っていく事はありません。
差し押さえられる物は
法律によって決まっており、
意外と持っていける物は
限られているんです。
まず、
生活必需品は差し押さえられません。
憲法によって最低限の文化的生活が
保障されているため、
生活に必要な物は
差し押さえられないんです。
ただし、
自動車は生活必需品に入る場合と
入らない場合があります。
自動車が無ければ
どこにも行けないような場所に
住んでいれば必需品扱いとなり
差し押さえられませんが、
都会で自動車が無くても
生活が出来るような場所だと
差し押さえられます。
このように
債務者の生活環境によって
対象が変化する事もあるので
注意は必要です。
また、
自動車があまりに古くて
価値が低ければ持っていかれる事は
ありません。
差し押さえは
お金になる物にしか行われず、
買い手のつかない様な自動車を
持っていっても意味がないからです。
差し押さえは債務者本人の物しか持っていかない
差し押さえで
持っていかれる物は
債務者の所有物だけです。
そのため、
自宅にある物であっても
本人のものでなければ
持って行く事はできないんです。
また、
名義が特定できない物も
差し押さえはできません。
確実に本人の物であると
証明できる物しか
持っていけないんです。
もしも
無理やり持っていこうものなら、
それは違法行為になります。
金融庁に相談すれば
罰せられるのは
差し押さえを行った
職員の方になります。
まとめ
お金になる物で、
かつ本人の所有物であると
証明できる物でなければ
差し押さえはできません。
そう考えると
自宅にある物で
差し押さえられる物は
ほとんど無い事に気づくはずです。
何も取られないと分かれば
差し押さえなんて怖くないですよね。
怖い差し押さえのイメージは
あくまでイメージであり、
実際はほとんどの人にとって
何も害のない制度でしかありません。
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