口座の差し押さえと凍結は全然違う
口座の差し押さえは
借金の返済を止めた場合に
民事訴訟を起こされ、
判決が出てから行われるものです。
※一部違うパターンもあり
したがって、
いきなり銀行口座が
差し押さえられてしまう
という事はありません。
差し押さえに関して
勘違いされている方が多いのですが…
1度差し押さえられたら
永遠に口座が使えなくなるわけでは
ありません。
口座の差し押さえを
行ったときに入金されている金額が
差し押さえられるだけなので、
差し押さえの前後は
普通に口座を使用することができます。
差し押さえが一時的なものである事に対し、
凍結は口座の使用が一切できなくなった状態です。
借金の返済を止めた事により
「口座を凍結されてしまった」
というお話しをたびたび聞きますが、
実際には口座の凍結ではなく、
出金のブロックであるケースが多いです。
出金のブロックは
出金のみを制限した状態であり、
入金は普通に行えます。
出金のブロックは
銀行から融資を受けた場合に行われやすく、
借金の返済を行えば
また元通りに使用を再開することができます。
口座残高0円だとどうなるか
口座にお金が無かった場合、
基本的に何も起きません。
何かしても取り立てるものが
何も無いからです。
あるとすれば口座のブロックですが、
何も入っていなければ
出金することもないので
債務者にとって影響はありません。
もしも
ブロックされてしまった場合、
入金は普通に行えるため
間違って入金してしまう事が
無いように気を付けましょう。
まとめ
差し押さえは一時的に行われるものですが、
油断して入金した場合は
再度差し押さえられてしまいます。
したがって
今まで通り使用することは
大変危険です。
借金の返済さえすれば全て解除されますが、
返済できるお金が無いのであれば
残高は常にゼロにしておくことです。
借金問題を抱えている状況では、
自分の財産は自分で守り抜く必要があります。
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